どうもbondです
2020年11月に発行された「明石家さんまヒストリー1 1955~1981 「明石家さんま」の誕生」の続編です
笑福亭松之助師匠
さんまさんが師匠である笑福亭松之助さんから叱られたエピソードがあるんですけど、個人的にそのエピソードが好きです
松之助はさんまが売れてから、会う機会が減ったものの、花月劇場で共演すると必ず助言を与えていた。さんまが漫談の中で、テレビドラマで共演した女優と吉本新喜劇の女優とを比べて、吉本新喜劇の女優を悪く言ったときには、松之助はさんまを楽屋に呼びつけ、叱りつけた。 さんま「師匠はぜったい悪口は言われへんからね。俺がちょっとでも悪口のネタをやってると若いときは怒られましたから。〝吉本の女優さんはブサイクや〟っていうネタをやってたら、〝それは杉本、止め〟と」 笑福亭松之助「ミヤコ蝶々さんに言われましてね。顔の悪口とエロは言うなと。それはなぜかって聞いたら、〝素人が言うても笑うことやから〟と言われました」(フジテレビ『明石家マンション物語』2001年9月26日)
明石家さんまヒストリー2
ミヤコ蝶々さんの「顔の悪口とエロは言うなと。それはなぜかって聞いたら、〝素人が言うても笑うことやから」っていうのがなるほどなと思いました。
時代が違うので何とも言えませんが今の芸人は人の悪口とエロで笑いをとってる人が殆どだと思います
それを否定するわけでもないですし、むしろ僕は悪口とエロが好きです
でも、ミヤコ蝶々の言ってることもわかります
プロなら素人との違うことを言って笑いをとれということですかね
また、松之助師匠はこんなことも言ってました
松之助「好きな言葉は『生かされて生きている』。自分で生きてると思います、普通はね。生きてると思いますけども。空気がなかったらダメなんですよ」
さんま「カルシウムもなかったらダメですし」
松之助「だからやっぱり、そら生かされてるわけなんですよ。簡単に言うたら、それだけで。あ、やっぱり生かされてると。病気になったときとか、わかるらしいですね。今までなんとなしに歩いてたんが、歩けないと。ほんだら、歩けることがなんて幸せなんだ。ほんとに幸せなことは歩けることやなとか思たり。自分が病気になりたい思てなれるわけでもないし。だから、瞬間瞬間を、大切に生きようと」
明石家さんまヒストリー2
風邪で寝込んでるときに「あぁ、健康って大事だなぁ」て思うよね
自分も過去や未来に悩んだときに「瞬間瞬間を大切に生きよう」という松之助師匠の言葉で気持ちが楽になりました
なんだろう、この松之助師匠の安心感
寝る間を惜しんで草野球
寝ないことで有名なさんまさんですが流石に寝ないで草野球はヤバい
さんまさんは元気だけど付き合わされる周りはたまったもんじゃないですね。
以下、付き合わされた周りの感想です
「今朝四時まで収録やってそのまま麻雀して野球て……もう死ぬ」村上ショージ
JIMMY
「あの人、人間ちゃう、怪獣や」Mr.オクレ
JIMMY
Mr.オクレ懐かしい
テレビ東京『サタデーナイトショー』終了
さんま「深夜で13パーセントぐらいありましたからねぇ。ほいで、テレビ東京の全番組の中で週間視聴率がトップになってしまったんですよ。それで終わったんですよ。ああいうお色気番組が局のトップになるというのは許せなかったんでしょうね。まあね、いろいろあったみたいですけども。〝そんなバカな〟言うてあのときに、初めてテレビタレントとして切なさを感じた瞬間でしたよね」(『MBSヤングタウン』2006年12月9日)
明石家さんまヒストリー2
視聴率トップをとって番組終了は切ないね
長年テレビ東京の番組に出なかったのはこれが原因らしい
こういう話を書くと今より芸人の地位が低かったんだろうなと思う
派遣社員がめちゃくちゃ仕事できるのに派遣切りに合うみたいなことかな
さんま・紳助のオールナイトニッポン
めちゃくちゃ聴きたい
放送されたトークの一部が本書に記載されていますが、字面でも笑いました
字面でこれだけ笑うってことは実際の放送聴いたらもっと面白いんだろうなぁ
Youtubeにupされてないかなぁ
27時間テレビでやってた「さんま中居の今夜も眠れない」で紳助が出たときのラジオバージョンみたいな感じかな
トークの内容が完全な内輪話なのにおもしろいってすごい
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