やってる、やってる!
でお馴染みのジミー大西さん
そのジミーさんが芸人として成長していく話です
先日さんまさんの本を読み終わったら、Kindleのおすすめに出てきました
600円と安かったこともあり、即購入しました
本書の内容をザックリ紹介すると、ジミー大西さんが吉本に入る⇒さんまさんと出会う⇒番組の企画で絵を描いたら、反響が大きく画家になる
という感じです
作り話かと思うほどエピソードが濃い
さんまさんとの出会いが、階段の手すりから垂らされた紐にちんちんをくくりつけられていた所を助けてもらったことからもわかります
しかも誰かにやられたわけではなく、先輩の出番をトチった反省として自分でやったようです
「お前なあ、なんで、反省を態度で示せって言うたらこうなんねん!」
「チ、チンチン括ったら、反省やと思って……」
「なんでチンチンなんや」
「い、い、一番大事なところですから」
もはや常人の思考では理解できません
ただ、すごく純粋な人なんだと感じました
さんまさんのフリにパブロフの犬のごとく、条件反射的にギャグで返すことからもそれが伺えます
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さんまさんは名言製造機
さんまさんの著書なので笑い一辺倒の内容かと思いきや、感動する話もあります
というか、結構あります
ジミーさんが新喜劇の生放送に出た際に、緊張のあまり放送禁止用語を言ってしまい、落ち込んでいるところをさんまさんが救います
その時にさんまさんが言った言葉が強烈に心に残りました
「今までの自分、笑い飛ばしてみ。そしたらなあ、お前いじめてきた奴とか、からかってきた奴とか、全部見返せんで!」
「笑えんことなんてな、この世にいくらでもあんねん! けどな、それ全部おもろいってなって笑ったら、笑ったもんの勝ちになるんや! そういう風にできてんねん! 笑ってみい!」
自分に対して劣等感がある人、いじめられた経験がある人等にはすごく楽な気持ちになる言葉だと感じました
自分も昔の劣等感を感じた体験をふと思い出した時に、この言葉を思い出してすごく楽な気持ちになりました
これが本当の言葉の重みだと思いました
結論、やっぱりさんまさんは凄い
はい、結局これが言いたい為にこの記事を書きました
ただ、本自体はすごく面白いし、値段も600円と安いので普通にオススメです
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